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アルミダイカスト部品の白色アルマイト処理による電気絶縁性を教えてください。A5000系のアルミダイカスト部品をステンレス板に取り付けるため、耐電食のために部品に白色アルマイト処理を施し、絶縁性を確保しようと考えています。アルミダイカストへのアルマイト処理で、電気絶縁を確保するためのアルマイト処理の等級(めっき厚?)などの指定はあるのでしょうか?

ベストアンサー

アルミ材料であるまいと処理をしたからと言って絶縁性まで求めるのは無理というものです。表面はアルマイト酸化皮膜Al2O3(3H2O)で強烈な絶縁性を持ちますが、なにしろ面内欠陥が多すぎる。厚くアルマイト処理をしたら表面が硬すぎて欠け落ちます。アルミは確かに金属ですが、下地は空気中で直ちに強固な酸化皮膜を形成して絶縁するので、導体とみなしてはならない、というのが使用上の鉄側です。また同時にその絶縁皮膜は欠陥だらけで、ピンホールやクラックが多く、完全な絶縁物と思ってはならないという鉄側もあり、厄介な材料です。大きなお世話かもしれませんが、異種金属との接触電位差による電飾を防ぐつもりなら、間に別の絶縁材を介在させたほうが得策と思います。ねじ止めなどで結局皮膜は破れるからです。






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