
食道楽あっての外道楽
まずもって、シャイな表現の中に溢れる名も無き(一般大衆にとって)魚に対する愛情は、可愛さ余って本当に食べてしまう、という行為に表れ、驚きます。本当に魚が好きな人は食べることも好きなんだなあ。捨てることも無く、食べ尽くす。しかも釣り上げた魚を愛撫することなく捌いて!普通の人間には意外と出来ないことをこともなげにしてしまうのが、外道楽たる所以でしょうか?肉に関しては捌く人と調理する人と食べる人が完全に分離されてしまい、唯一魚だけに久しく許された、人の原始的な喜びなのかもしれません。果たして外道の魚達にとって幸せなのかどうか?
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